昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは61.5ドルまで約1.42%上昇。一方の天然ガスは前日から約1.03%低下。4.02ドル台まで値を下げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、下げ幅が目立ったパラジウムは、前日から約3.08%下落。1,448ドル台へと落ち込んだ。
為替市場は、本日の米・9月消費者物価指数の発表を前に、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は151.835から152.801まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足では、10MAに沿っての上昇トレンドが継続しており、日足では20MAタッチからの反発が入り、今月高値更新水準まで値が回復している。
本日の指標は、8:01に英・GFK消費者信頼感調査、8:30に日・全国消費者物価指数、9:05に豪・ブロックRBA総裁の発言、14:00に日・景気先行指数、15:00に英・小売売上高、15:45に仏・消費者信頼感指数、16:15に仏・製造業/非製造業PMI、17:00に独・製造業/非製造業PMI、17:30に英・製造業/非製造業PMI、21:30に米・消費者物価指数、21:45に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、22:45に米・製造業/非製造業PMI、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数が発表予定となっている。本日の米CPI発表により米ドルの強弱性に変化が生じるのか、方向性に注目したい。