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ポンド、要人発言で方向性に注目か

ポンド、要人発言で方向性に注目か

ポンド、要人発言で方向性に注目か
2025.07.04
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本日のポイント
  1. 独・製造業新規受注
  2. 日・全世帯家計調査

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは67.1ドルまで約0.1%低下。天然ガスは前日から2.57%下落し、3.41ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はシルバー以外が下落となり、唯一上昇したシルバーは、前日から1.10%値を上げ36.7ドル台まで回復した。

為替市場は、一昨日弱含んでいたポンドが回復し、最強となった。ポンド円は195.719から198.077まで上昇。一昨日の下落幅をすべて相殺した。4時間足では200SMAが下値支持線となり反発が入っており、日足では先月高値に迫る勢いで急騰している。本日の米国時間での要人発言によりポンドが上伸するのか、注目したい。

本日の指標は、8:30に日・全世帯家計調査、15:00に独・製造業新規受注、15:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産高、17:30に英・建設業PMI、18:00に欧・生産者物価指数、26:30に英・テイラーMPC委員の発言が予定されている。急回復したポンドが要人発言により強弱性を変化させるのか、方向性に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。