昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは67.1ドルまで約0.1%低下。天然ガスは前日から2.57%下落し、3.41ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はシルバー以外が下落となり、唯一上昇したシルバーは、前日から1.10%値を上げ36.7ドル台まで回復した。
為替市場は、一昨日弱含んでいたポンドが回復し、最強となった。ポンド円は195.719から198.077まで上昇。一昨日の下落幅をすべて相殺した。4時間足では200SMAが下値支持線となり反発が入っており、日足では先月高値に迫る勢いで急騰している。本日の米国時間での要人発言によりポンドが上伸するのか、注目したい。
本日の指標は、8:30に日・全世帯家計調査、15:00に独・製造業新規受注、15:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産高、17:30に英・建設業PMI、18:00に欧・生産者物価指数、26:30に英・テイラーMPC委員の発言が予定されている。急回復したポンドが要人発言により強弱性を変化させるのか、方向性に注目したい。