昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは64.9ドル台にて小動きとなった。一方の天然ガスは前日から5.28%低下し、3.46ドルまで急落した。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したゴールドは、前日から1.33%回復。3,310ドルまで値が戻った。
為替市場は、オセアニア通貨高・米ドル安となった。豪ドル米ドルは0.6522から0.6583まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+3σまで値が伸びた。4時間足ではRSIが69まで急騰。日足では年初来高値を更新した。本日の要人発言により通過強弱性が変化するのか、方向性を慎重に見極めたい。
本日の指標は、7:45にNZ・住宅建設許可、8:50に日・日銀短観、14:00に日・消費者態度指数、15:00に英・ネーションワイド住宅価格指数、16:55に独・雇用統計、独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、17:30に英・製造業PMI、18:00に欧・製造業PMI、22:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、日・植田日銀総裁の発言、米・パウエルFRB議長の発言、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・ISM製造業景気指数、米・JOLTS求人、米・建設支出が発表予定となっている。最弱となった米ドルの回復余地を慎重に静観したい。