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五十日月末最終日の通貨強弱性に要警戒か

五十日月末最終日の通貨強弱性に要警戒か

五十日月末最終日の通貨強弱性に要警戒か
2025.06.30
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本日のポイント
  1. 日・住宅着工件数
  2. 英・経常収支

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは65ドル台をはさんでの推移で終始した。一方の天然ガスは、前日から約6.33%急騰。3.74ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下げ幅の大きかったプラチナは、前日から約5.68%急落。1,339ドル台まで落ち込んだ。

為替市場は、スイスフランが米国時間で強含んだ。フラン円は180.119から181.434まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇トレンドが見られた。4時間足でも時間足と同様に20MAに沿っての価格上昇が継続しており、日足ではボリンジャーバンド+2σでのバンドウォークが確認できる状況だ。月末最終日にスイスフランが上伸するのか、注意したい。

本日の指標は、8:50に日・鉱工業生産、10:00にNZ・ANZ企業信頼感、14:00に日・住宅着工件数、15:00に独・輸入物価指数、独・小売売上高、英・実質GDP、英・経常収支、17:00に欧・マネーサプライ、17:30に英・消費者信用残高、21:00に南ア・貿易収支、独・消費者物価指数、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、28:00に欧・ラガルドECB総裁の発言が予定されている。五十日月末最終日の通貨強弱性を慎重に注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。