昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは65.3ドルまで上昇。一方の天然ガスは前日から3.27%低下。3.61ドル台まで落ち込んだ。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかったプラチナは、前日から4.96%急騰。1,230ドル台まで値を上げた。
為替市場は、昨日発表された日・5月景気ウォッチャー調査が、「現状判断」「先行き判断」ともに前月値から上振れたことで、日本円が対米ドルで上昇した。米ドル円は144.945から143.978まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では200EMAに直下に位置しており、上昇からのリテストを試みている最中だ。
本日の指標は、8:01に英・BRC既存店売上高、8:50に日・マネーストックM2、9:30に豪・westpac消費者信頼感指数、10:30に豪・NAB企業景況感、15:00に日・工作機械受注、英・失業率、英・雇用統計、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、20:00に南ア・製造業生産高、26:00に米・3年債入札が発表予定となっている。日・景気ウォッチャー調査上振れで上昇した米ドル円の続伸性に注目したい。