昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは63.2ドルまで約0.97%上昇。一方の天然ガスは前日から1.27%低下し、3.65ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はゴールド以外が上昇となり、唯一下落したゴールドは、前日から0.50%低下。3,362ドル台まで落ち込んだ。
為替市場は、原油価格の回復からオセアニア通貨が欧州時間から米国時間にかけて最強となった。豪ドル円は92.560から93.779まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足では200SMAからの反発が入っており、日足では20MAより下位での推移が続いていたが、上位へと移行している。
本日の指標は、14:00に日・全世帯家計調査、日・景気動向指数、15:00に独・鉱工業生産、独・貿易収支、英・ハリファックス住宅価格、15:45に仏・鉱工業生産、17:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、18:00に欧・実質GDP、欧・小売売上高、21:30に米・雇用統計、加・雇用統計、23:00に米・ボウマンFRB理事の発言が予定されている。米国時間で強含んだオセアニア通貨の上値余地を見極めたい。