昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利横ばい・原油高の相場展開となった。原油WTIは62.9ドルまで上昇。一方の天然ガスは前日から約3.2%低下。3.59ドルまで値を下げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく低下したシルバーは、前日から0.96%下落。32.7ドル台まで落ち込んだ。
為替市場は、欧州時間から米国時間にかけてオセアニア通貨が最強となった。豪ドル米ドルは0.6361から0.6476まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+2σまで回復した。4時間足では200EMAが下値サポートとなり機能しており、日足では200SMA直下にて方向感を模索している最中だ。このまま豪ドルの反発が継続するのか、米国時間での値動きに注目したい。
本日の指標は、8:50に日・国内企業物価、10:30に豪・賃金指数、15:00に独・消費者物価指数、17:15に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、18:15に米・ウォラーFRB理事の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・住宅建設許可、22:10に米・ジェファーソンFRB副議長の発言、23:30に米・週間原油在庫が発表予定となっている。最強となった豪ドルの上値余地を慎重に静観したい。