loading
search

対円で上昇した米ドルの週明けの上伸性を注視か

対円で上昇した米ドルの週明けの上伸性を注視か

対円で上昇した米ドルの週明けの上伸性を注視か
2025.04.28
本日のポイント
  1. 英・CBI流通取引調査
  2. 米・ダラス連銀製造業活動指数

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは63.1ドルまで約0.58%上昇。天然ガスも同様に上昇し、前日から1.87%上昇。3.16ドルまで値を上げた。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下落幅の大きかったパラジウムは、前日から1.21%低下。939ドル台まで落ち込んだ。

為替市場は、25日に発表された米・4月ミシガン大消費者信頼感指数が、前月の50.8から52.2へと改善したことで、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は142.545から144.026まで上昇。時間足20MAに沿っての反発が見られた。4時間足では、20MA下位から上位へと移行しており、日足では10MAの上値抵抗帯を実体足で上抜けている。

本日の指標は、19:00に英・CBI流通取引調査、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数が予定されているが、これ以外に大きな指標発表や要人発言は特に予定されていない。対円で上昇した米ドルの週明けの上伸性を慎重に注視したい。

author

著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。