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10日続伸したポンド米ドルの上値余地に注目か

10日続伸したポンド米ドルの上値余地に注目か

10日続伸したポンド米ドルの上値余地に注目か
2025.04.22
本日のポイント
  1. 米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言
  2. 欧・ラガルドECB総裁の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは62.7ドルまで約0.48%低下。天然ガスは前日から約0.19%上昇し、3.2ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したゴールドは、前日から3.13%急騰。3,494ドルをタッチし、最高値を更新した。

為替市場は、ポンドが対米ドルで強含んだ。ポンド米ドルは1.3269から1.3421まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+3σに沿ってのバンドウォークが見られた。4時間足ではRSIが81.2まで上昇。日足では10日続伸した。このままポンドが対米ドルで上伸していくのか、欧州時間での方向性に注目したい。

本日の指標は、21:30に加・鉱工業製品価格、22:00に米・ジェファーソンFRB副議長の発言、22:30に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、23:00に欧・消費者信頼感指数、米・リッチモンド連銀製造業指数、欧・ラガルドECB総裁の発言、26:00に米・2年債入札、26:40に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、27:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言が予定されている。10日続伸したポンド米ドルの上値余地に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。