昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは62.7ドルまで約0.48%低下。天然ガスは前日から約0.19%上昇し、3.2ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したゴールドは、前日から3.13%急騰。3,494ドルをタッチし、最高値を更新した。
為替市場は、ポンドが対米ドルで強含んだ。ポンド米ドルは1.3269から1.3421まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+3σに沿ってのバンドウォークが見られた。4時間足ではRSIが81.2まで上昇。日足では10日続伸した。このままポンドが対米ドルで上伸していくのか、欧州時間での方向性に注目したい。
本日の指標は、21:30に加・鉱工業製品価格、22:00に米・ジェファーソンFRB副議長の発言、22:30に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、23:00に欧・消費者信頼感指数、米・リッチモンド連銀製造業指数、欧・ラガルドECB総裁の発言、26:00に米・2年債入札、26:40に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、27:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言が予定されている。10日続伸したポンド米ドルの上値余地に注目したい。