先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がグッドフライデーによる祝日のため休場となり、金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは63.7ドルまで約2.3%上昇。一方の天然ガスは3.24ドル台を挟んでの平行推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく低下したシルバーは、前日から1.12%低下。32.5ドル付近まで値を下げた。
為替市場は、アジア時間から米国時間にかけてオセアニア通貨が弱含んだ。NZドルは対円で下落。85.015から84.212まで値を下げた。4時間足では200SMA上抜けからのリテストが入る形で反落。日足では75MAタッチに届く前に反落が入る形となった。このままNZドルが対円で弱含んで行くのか、週明けの値動きに注意したい。
10:00に中・最優遇貸出金利(ローンプライムレート)、21:30に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、23:00に米・景気先行指数、翌7:45にNZ・貿易収支が発表予定となっている。終日弱含んだNZドルの下値余地に十分警戒したい。