昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは63.7ドルまで約2.3%上昇。天然ガスは3.24ドル付近で横ばい推移をしている。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく下落したシルバーは、前日から1.2%低下。32.5ドル台まで落ち込んだ。
為替市場は、オセアニア通貨が米国時間で最強となった。豪ドル円は90.155から91.160まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では20MA直下にてウェッジを形成しつつあり、日足ではRSIが22からの回復基調となっている。このままオセアニア通貨が対円で上伸していくのか、米国時間での値動きに注視したい。
本日の指標は、8:30に日・消費者物価指数、24:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が予定されているが、本日は欧米主要各国がグッドフライデーの祝日により休場となっているため、それ以外の目立った重要指標は予定されていない。強含んだオセアニア通貨の上値余地を慎重に見極めたい。