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強含んだオセアニア通貨の上値余地を注視か

強含んだオセアニア通貨の上値余地を注視か

強含んだオセアニア通貨の上値余地を注視か
2025.04.18
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本日のポイント
  1. 日・消費者物価指数
  2. 米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは63.7ドルまで約2.3%上昇。天然ガスは3.24ドル付近で横ばい推移をしている。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく下落したシルバーは、前日から1.2%低下。32.5ドル台まで落ち込んだ。

為替市場は、オセアニア通貨が米国時間で最強となった。豪ドル円は90.155から91.160まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では20MA直下にてウェッジを形成しつつあり、日足ではRSIが22からの回復基調となっている。このままオセアニア通貨が対円で上伸していくのか、米国時間での値動きに注視したい。

本日の指標は、8:30に日・消費者物価指数、24:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が予定されているが、本日は欧米主要各国がグッドフライデーの祝日により休場となっているため、それ以外の目立った重要指標は予定されていない。強含んだオセアニア通貨の上値余地を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。