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米国時間で強含んだスイスフランの上値余地を注視か

米国時間で強含んだスイスフランの上値余地を注視か

米国時間で強含んだスイスフランの上値余地を注視か
2025.04.17
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本日のポイント
  1. 日・通関ベース貿易収支
  2. 欧・ECB政策金利と声明発表

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは62.0ドルまで約2.3%上昇。一方の天然ガスは前日から1.0%低下し、3.25%まで落ち込んだ。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかったゴールドは、前日から2.4%急騰。3,357ドルをタッチし、最高値を更新した。

為替市場は、弱含んでいたスイスフランが昨日の米国時間で最強通貨となった。フラン円は173.603から175.051まで上昇。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足でも時間足同様に20MAをまたいでの変動に終始した。日足ではボリンジャーバンド+3σからの反落後、再びの上昇が見られているフェーズとなっている。

本日の指標は、7:45にNZ・消費者物価指数、8:50に日・通関ベース貿易収支、日・対外/対内証券投資、10:30に豪・雇用統計、15:00に独・生産者物価指数、21:15に欧・ECB政策金利と声明発表、21:30に米・新規失業保険申請件数、加・国際証券取扱高、米・住宅着工件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、21:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:45に米・バーFRB理事の発言が発表予定となっている。米国時間で強含んだスイスフランの上値余地を慎重に注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。