昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは61ドル付近にて小動きとなった。一方の天然ガスは前日から約3.6%低下し、3.34ドルまで値を下げた。主要貴金属5銘柄はゴールド以外が上昇となり、唯一反落したゴールドは、前日から約0.19%下落。3,226ドル台での推移となった。
為替市場は、ユーロが米国時間で弱含んだ。ユーロ円は163.277から162.082まで下落。時間足20MAを上位から下位へと移行した。4時間足では依然20MAに下値を支えられる形で推移している一方、日足ではレジスタンスとなっていた200SMAを実体足で上抜けリテストが入っている状況だ。本日の米国時間でユーロが回復するのか、注視したい。
本日の指標は、8:01に英・BRC既存店売上高、10:30に豪・RBA議事録公表、15:00に英・雇用統計、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、欧・鉱工業生産、21:15に加・住宅着工件数、21:30に加・製造業売上高、米・NY連銀製造業景気指数、加・消費者物価指数、米・輸入物価指数、22:00に加・中古住宅販売件数が発表予定となっている。弱含んだユーロが回復を見せるのか、米国時間での値動きに注目したい。