先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは69.0ドルまで約1.20%下落。一方の天然ガスは前日から4.39%急騰し、4.09ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、唯一上昇したゴールドは、前日から0.99%上昇。3,085ドルを突破。史上最高値を更新した。
為替市場は、日本円が終日最強通貨となった。特に弱含んだオセアニア通貨に対し、円は上昇。NZドル円は86.680から85.495まで下落した。4時間足ではボリンジャーバンド+3σからの反落が入っており、-3σまで低下している。日足では75MAが上値抵抗帯となっており、レジストされての反落が入っている。
本日の指標は、8:50に日・鉱工業生産、日・小売業販売額、日・百貨店スーパー販売額、9:00にNZ・ANZ企業信頼感、14:00に日・住宅着工件数、15:00に独・輸入物価指数、独・小売売上高、南ア・マネーサプライ、21:00に独・消費者物価指数、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数が発表予定となっている。終日強さを維持した日本円の上伸性に注目したい。