昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利横ばい・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは69.1ドル台で推移。天然ガスは前日から約1.54%低下。3.90ドル台まで値を下げた。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかった銅は、前日から2.61%上昇し、5.24ドル台まで値を上げた。
為替市場は、昨日発表された米・3月コンファレンスボード消費者信頼感指数が、前月の98.3から92.9まで落ち込んだことで、米ドルが対円で下落した。米ドル円は150.931から149.558まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では200SMAへのリテストが入っている状況で、日足ではRSIが55から50まで低下している。
本日の指標は、8:50に日・企業向けサービス価格指数、9:30に豪・消費者物価指数、14:00に日・景気動向指数、16:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・耐久財受注、23:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・5年債入札が発表予定となっている。上値が限定された米ドルの回復性を注視したい。