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最弱通貨となった日本円に回復が見られるのか米国時間での値動きに注意か

最弱通貨となった日本円に回復が見られるのか米国時間での値動きに注意か

最弱通貨となった日本円に回復が見られるのか米国時間での値動きに注意か
2025.02.11
本日のポイント
  1. 豪・ウエストパック消費者信頼感指数
  2. 英・ベイリーBOE総裁の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利横ばい・原油高の相場展開となった。原油WTIは72.6ドルまで約1.8%上昇。天然ガスも同様に上昇しており、3.46ドル台まで値を上げている。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、大きく急騰したパラジウムは前日から2.8%上昇。節目の1,000ドル台を回復し1,004ドルまで回復した。

為替市場は、終日日本円が最弱通貨となった。ポンド円は186.998から189.133まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-3σから+2σまで回復した。日足ではRSI32から反発している一方、週足では依然昨年9月以来の安値水準に位置している。指標発表により日本円が回復するのか静観したい。

本日の指標は、8:30に豪・ウエストパック消費者信頼感指数、9:30に豪・NAB企業景況感、17:45に英・マンMPC委員の発言、20:00に米・NFIB中小企業楽観指数、21:15に英・ベイリーBOE総裁の発言、22:30に加・住宅建設許可、22:50に米・ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言、24:00に米・パウエルFRB議長の議会証言、27:00に米・3年債入札、29:30に米・ボウマンFRB理事の発言、米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が予定されている。最弱通貨となった日本円に回復が見られるのか、米国時間での値動きに注意したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。