昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利横ばい・原油高の相場展開となった。原油WTIは72.6ドルまで約1.8%上昇。天然ガスも同様に上昇しており、3.46ドル台まで値を上げている。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、大きく急騰したパラジウムは前日から2.8%上昇。節目の1,000ドル台を回復し1,004ドルまで回復した。
為替市場は、終日日本円が最弱通貨となった。ポンド円は186.998から189.133まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-3σから+2σまで回復した。日足ではRSI32から反発している一方、週足では依然昨年9月以来の安値水準に位置している。指標発表により日本円が回復するのか静観したい。
本日の指標は、8:30に豪・ウエストパック消費者信頼感指数、9:30に豪・NAB企業景況感、17:45に英・マンMPC委員の発言、20:00に米・NFIB中小企業楽観指数、21:15に英・ベイリーBOE総裁の発言、22:30に加・住宅建設許可、22:50に米・ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言、24:00に米・パウエルFRB議長の議会証言、27:00に米・3年債入札、29:30に米・ボウマンFRB理事の発言、米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が予定されている。最弱通貨となった日本円に回復が見られるのか、米国時間での値動きに注意したい。