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大きく落ち込んだ加ドルのリバウンド力に注目か

大きく落ち込んだ加ドルのリバウンド力に注目か

大きく落ち込んだ加ドルのリバウンド力に注目か
2025.01.06
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本日のポイント
  1. 米・製造業新規受注
  2. スイス・小売売上高

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは74.0ドルまで約1.2%上昇。一方の天然ガスは7.8%急落し、3.36ドルまで値を下げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、唯一下落したゴールドは、前日から0.73%低下し2,640ドル台での推移となった。

為替市場は、加ドルが米国時間で他通貨を引き離し最弱通貨となった。加ドル円は他のクロス円が上昇する中で下落。109.464から108.587まで値を下げた。時間足ではボリンジャーバンド-3σまでローソク足が到達しており、4時間足ではかろうじて200SMAに下値をサポートされる形で下げ止まった。なお本日のアジア時間では加ドルの反発が入っているため、米国時間で加ドルが巻き返すのか注目したい。

本日の指標は、10:45に中・財新PMI、12:30にタイ・消費者物価指数、14:00に印・サービス業PMI、15:30にスイス・小売売上高、17:50に仏・非製造業PMI、17:55に独・非製造業PMI、18:00に欧・非製造業PMI、18:30に英・非製造業PMI、22:00に独・消費者物価指数、23:15に米・クックFRB理事の発言、23:45に米・PMI購買担当者景気指数、24:00に米・製造業新規受注、米・耐久財受注が発表予定となっている。大きく落ち込んだ加ドルのリバウンド力に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。