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弱含んだ日本円が米国時間で回復するのか静観か

弱含んだ日本円が米国時間で回復するのか静観か

弱含んだ日本円が米国時間で回復するのか静観か
2024.12.26
本日のポイント
  1. トルコ・TCMB政策金利と声明発表
  2. 米・新規失業保険申請件数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がクリスマス休暇のため休場となった。米金利は長短ともに上昇。原油高の相場展開となった。原油WTIは70.2ドルの高値水準を維持。天然ガスは小幅に上昇し3.41ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したプラチナは前日から約0.5%値を上げ958ドル台での推移となった。

為替市場は、欧米のクリスマス休暇明けに日本円が弱含んだ。豪ドル円は97.841から98.440まで上昇。時間足75MA直下から20MAを上抜けた。4時間足では200EMAがレジスタンスラインとして機能しているものの、日足では20MAのレジスタンスラインを上抜けている。このまま豪ドルが対円で米国時間に上昇していくのか注目したい。

本日の指標は、14:00に日・住宅着工戸数、日・建設工事受注、シンガポール・製造業生産、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、22:00に露・外貨準備高、22:30に米・新規失業保険申請件数、27:00に米・週間原油在庫、27:00に米・7年債入札が発表予定となっている。弱含んだ日本円が米国時間で回復するのか、強弱性をじっくりと見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。