昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が短縮取引の中そろって上昇となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは節目の70ドルを超え70.1ドルまで上昇。天然ガスにいたっては3.7%上昇し3.50ドルまで値を上げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したパラジウムは、前日から1.28%上昇し951ドル台での推移となった。
為替市場は、クロス円がまちまちの展開となり、スイスフランが対円で下落した。フラン円は174.991から174.231まで下落。時間足20MAに上値をレジストされる形で反落した。4時間足ではサポートされていた20MAラインを実体足で下抜けており、日足ではボリンジャーバンド+2σタッチからの反落が継続している状況だ。
本日の指標は、14:00に日・景気先行指数、15:00に日・工作機械受注、15:30にタイ・貿易収支、16:00にトルコ・設備稼働率、トルコ・製造業信頼感指数、20:30に印・マネーサプライ、25:00に露・鉱工業生産が予定されている。欧米ではクリスマス休暇のため休場となる。欧米の休暇明けに大きな価格変動が見られるのか、慎重に見極めたい。