昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは69.2ドルまで低下。一方の天然ガスは約6.1%急騰し、2.25ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はすべてがプラスとなり、特に上げ幅の大きかったプラチナは、前日から2.5%上昇し934ドル台まで値を上げた。
為替市場は、NZドルが米国時間で最強通貨となった。NZドル円は88.607から89.501まで上昇。時間足20MA下位から上位へと舞い戻った。ただ、本日のアジア時間では昨日の反発分をすべて相殺しており、昨日安値を更新している。米国時間にてNZドルが軟化するのか、慎重に静観したい。
本日の指標は、8:30に日・全世帯家計調査、10:00にフィリピン・失業率、14:00に日・景気動向調査、15:00に独・鉱工業生産、独・貿易収支、15:45に仏・経常収支、18:00に欧・実質GDP、21:30に加・雇用統計、21:30に米・雇用統計、21:45に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、23:00に加・Ivey購買部協会指数、24:00に米・ウォラーFRB理事の発言が発表予定となっている。要人発言と指標発表にて通貨強弱が変化するのか、慎重に注視したい。