昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは75.6ドルまで1.9%低下。天然ガスも同様に下落となり、1.7%低下し2.08ドル付近での推移となった。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、大きく上昇したパラジウムは、前日から0.92%回復し962ドル台まで値を上げている。
為替市場は、NZドルが米国時間で上伸した。NZドル円は他のクロス円が上げ渋る中で上昇。89.487から90.293まで値が伸びた。時間足では200SMAが下値サポートとして機能しており、4時間足では75MAタッチからのバウンドが入っている。日足ではレジスタンスとして意識されていた20MAを上抜けているため、米国時間での上伸性に注目したい。
本日の指標は、10:30に豪・消費者物価指数、15:00に独・GFK消費者信頼感調査、14:15に米・ウォラーFRB理事の発言、15:45に仏・消費者信頼感指数、16:00にトルコ・貿易収支、17:00に欧・マネーサプライ、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に英・マンMPC委員の発言、23:30に米・週間原油在庫、翌7:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。値が伸びたNZドルの上伸性をじっくりと観察したい。