loading
search

米国時間にかけ上昇したNZドルの上値余地を静観か

米国時間にかけ上昇したNZドルの上値余地を静観か

米国時間にかけ上昇したNZドルの上値余地を静観か
2024.08.20
本日のポイント
  1. 豪・RBA議事録公表
  2. 欧・消費者物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは73.5ドルまで約2.3%下落。一方の天然ガスは6.7%上昇し、2.2ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したシルバーは、前日から1.2%値を上げ29.4ドル台に移行している。

為替市場は、米国時間でオセアニア通貨が最強通貨となった。特にNZドルが躍進し、他のクロス円の上値が重くなる中、NZドル円は88.223から89.807まで回復した。時間足では200SMAが下値サポートとなり、4時間足では20MAを跨ぎつつも少しずつ下値を切り上げている状態だ。日足では20MAのレジスタンスラインを突破しつつある。

本日の指標は、10:00に中・最優遇貸出金利、10:30に豪・RBA議事録公表、15:00に独・生産者物価指数、16:30にスウェーデン・政策金利、欧・経常収支、17:20に台湾・経常収支、18:00に欧・消費者物価指数、欧・建設業生産高、18:30にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、21:30に加・消費者物価指数、26:35に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、27:45に米・バーFRB議長の発言が予定されている。米国時間にかけ上昇したNZドルの上値余地をじっくりと見守りたい。

author

著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。