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0.25%利下げにて下落したポンドの下値余地に注意か

0.25%利下げにて下落したポンドの下値余地に注意か

0.25%利下げにて下落したポンドの下値余地に注意か
2024.08.02
本日のポイント
  1. 米・雇用統計
  2. スイス・消費者物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは76.8ドルまで低下。天然ガスも同様に下落となり、前日から4.5%低下し1.96ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はゴールド以外が下落となり、大きく落ち込んだ銅は、前日から2.1%低下し4.09ドル台での推移となった。

為替市場は、BOE政策金利決定会合にて、政策金利が5.25%から5.00%に0.25ポイント利下げされたことで、ポンドが最弱通貨となった。ポンド円は193.258から189.506まで下落。時間足ボリンジャーバンド-2σまで低下した。4時間足では10MAに沿っての下落トレンドが継続しており、日足では200SMAを下抜けている。

本日の指標は、8:50に日・マネタリーベース、10:30に豪・生産者物価指数、15:30にスイス・消費者物価指数、15:45に仏・鉱工業生産、仏・財政収支、16:30にスイス・製造業PMI、20:15に英・ピルMPC委員の発言、21:00にメキシコ・雇用統計、ブラジル・鉱工業生産、21:30に米・雇用統計、23:00に米・製造業新規受注、米・耐久財受注、25:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言が予定されている。0.25%利下げにて下落したポンドの下値余地に十分注意したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。