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FOMCでの通貨強弱性を静観か

FOMCでの通貨強弱性を静観か

FOMCでの通貨強弱性を静観か
2024.07.31
本日のポイント
  1. 欧・消費者物価指数
  2. 米・FOMC政策金利と声明発表

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が下落となり、株安・金利安・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは75円ミドルでの推移をしており、天然ガスは前日から3.6%上昇。2.1ドルまで値を上げている。主要貴金属5銘柄はすべてがプラスとなり、大きく反発した銅は、前日比プラス1.9%の4.13ドル台での推移となった。

為替市場は、米国時間で日本円が最強通貨となった。すべてのクロス円は下落となり、米ドル円は155.205から152.624まで約250pips下落した。米ドル円は時間足200SMAに上値をレジストされており、4時間足ではボリンジャーバンド+3σから-3σまでの下落となっている。本日の米FOMCにて強弱性が大きく変化するのか注意したい。

本日の指標は、8:50に日・鉱工業生産、10:00にNZ・ANZ企業景況感、10:30に豪・第2四半期消費者物価指数、豪・小売売上高、15:00に独・輸入物価指数、15:45に仏・消費者物価指数、仏・生産者物価指数、16:00にトルコ・貿易収支、16:55に独・失業率、18:00に欧・消費者物価指数、21:15に米・ADP雇用統計、21:30に加・GDP、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。FOMCでの通貨強弱性を慎重に静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。