昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは79.7ドルまで下落。一方の天然ガスは前日から0.7%反発し、2.1ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄は銅以外が上昇となり、唯一下落した銅は、前日比マイナス1.1%の4.4ドル台での推移となった。
為替市場は、米国時間でオセアニア通貨が最弱通貨となった。NZドル円は96.191から95.716まで下落。時間足20MAが上値抵抗帯となった。また、本日のアジア時間で発表されたNZ・第2四半期消費者物価指数が前年比で前月の4.0%から3.3%に低下したことで、さらにNZドルの上値を重くしている状況だ。
本日の指標は、9:30に豪・westpac先行指数、15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、16:20にインドネシア・7日物リバースレポ、18:00に欧・消費者物価指数、20:00に南ア・小売売上高、米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・国際証券取扱高、米・住宅着工件数、22:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、22:15に米・鉱工業生産、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・ベージュブック(地区連銀経済報告書)が発表予定となっている。NZ・CPI低下で下落したNZドルが反発するのか、欧州時間での値動きに注目したい。