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週明けの目立った指標発表がない中での価格動向に注目か

週明けの目立った指標発表がない中での価格動向に注目か

週明けの目立った指標発表がない中での価格動向に注目か
2024.07.08
本日のポイント
  1. 日・国際収支
  2. 独・貿易収支

昨日は、休場明けとなった米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは83.1ドルまで低下。天然ガスも同様に値を下げ2.3ドルまで低下している。主要貴金属5銘柄はパラジウム以外が上昇となり、大きく上昇したプラチナは、前日から約2.2%値を上げ節目の1,000ドルを回復。1,037ドルまで急騰した。

為替市場は、5日に加・6月雇用統計が発表され、雇用者数がマイナス0.14万人となり失業率が0.2ポイント悪化し6.4%となったことで、加ドルが米国時間で最弱通貨となった。加ドル円は118.546から117.720まで下落。時間足200SMAラインまで値を下げた。4時間足では20MAをすでに割り込んでおり、日足ではボリンジャーバンド+2σのバンドウォークが終了。中心線まで価格を下げている。

本日の指標は、8:30に日・毎月勤労統計、8:50に日・国際収支、14:00に日・景気ウォッチャー調査、15:00に独・貿易収支、21:00にメキシコ・消費者物価指数、25:15に英・ハスケルMPC委員の発言が予定されている。週明けの目立った指標発表がない中での価格動向を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。