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弱含んだスイスフランの回復性を注視か

弱含んだスイスフランの回復性を注視か

弱含んだスイスフランの回復性を注視か
2024.07.02
本日のポイント
  1. 韓国・消費者物価指数
  2. 欧・雇用統計

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは1.8%上昇し、83.5ドルまで値を上げた。一方の天然ガスは約4.2%急落し、2.4ドル台で推移している。主要貴金属5銘柄はプラチナ以外が上昇となり、唯一下落したプラチナは、前日から1.6%低下し991ドル付近まで値を下げた。

為替市場は、スイスフランが米国時間で最弱通貨となった。米ドルフランは0.8964から0.9044まで上昇。時間足20MAに沿っての価格上昇が見られた。4時間足では20MAに沿って上伸しており、日足では20MA直下から5日続伸している。このままスイスフランが軟化していくのか、欧州時間での値動きに注意したい。

本日の指標は、8:00に韓国・消費者物価指数、8:50に日・マネタリーベース、10:30に豪・RBA議事録公表、17:30に香港・小売売上高、18:00に欧・消費者物価指数、欧・雇用統計、22:00にシンガポール・製造業PMI、22:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、米・パウエルFRB議長の発言、23:00に米・JOLTS求人件数が発表予定となっている。弱含んだスイスフランの回復性を慎重に注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。