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10日続伸している加ドル円の上値余地に注目か

10日続伸している加ドル円の上値余地に注目か

10日続伸している加ドル円の上値余地に注目か
2024.06.21
本日のポイント
  1. 米・景気先行指数
  2. 米・PMI購買担当者景気指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは81.9ドルまで上昇。一方の天然ガスは5.2%下落し、2.8ドルまで低下している。主要貴金属5銘柄はすべてがプラスとなり、大きく上昇したパラジウムは、前日から1.6%値を上げ922ドルを回復している。

為替市場は、加ドルが米国時間で最強通貨となった。加ドル円は115.123から116.238まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認された。4時間足でも同様の値動きが見られ、日足ではボリンジャーバンド+3σ付近まで価格を上げている。2ヶ月前高値の117円台を更新していくのか、方向性に注目したい。

本日の指標は、8:01に英・GFK消費者信頼感調査、8:30に日・消費者物価指数、14:00に印・製造業/サービス業PMI、15:00に英・小売売上高、15:45に仏・製造業/サービス業PMI、16:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に香港・経常収支、17:30に英・製造業/サービス業PMI、21:30に加・小売売上高、加・鉱工業生産、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・景気先行指数、米・中古住宅販売件数が発表予定となっている。10日続伸している加ドル円の上値余地に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。