昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは81.9ドルまで上昇。一方の天然ガスは5.2%下落し、2.8ドルまで低下している。主要貴金属5銘柄はすべてがプラスとなり、大きく上昇したパラジウムは、前日から1.6%値を上げ922ドルを回復している。
為替市場は、加ドルが米国時間で最強通貨となった。加ドル円は115.123から116.238まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認された。4時間足でも同様の値動きが見られ、日足ではボリンジャーバンド+3σ付近まで価格を上げている。2ヶ月前高値の117円台を更新していくのか、方向性に注目したい。
本日の指標は、8:01に英・GFK消費者信頼感調査、8:30に日・消費者物価指数、14:00に印・製造業/サービス業PMI、15:00に英・小売売上高、15:45に仏・製造業/サービス業PMI、16:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に香港・経常収支、17:30に英・製造業/サービス業PMI、21:30に加・小売売上高、加・鉱工業生産、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・景気先行指数、米・中古住宅販売件数が発表予定となっている。10日続伸している加ドル円の上値余地に注目したい。