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本日のECBにて市場予想通り0.25%引き下げられるのか注視か

本日のECBにて市場予想通り0.25%引き下げられるのか注視か

本日のECBにて市場予想通り0.25%引き下げられるのか注視か
2024.06.06
本日のポイント
  1. 独・製造業新規受注
  2. 豪・貿易収支

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは74.4ドルまで反発。天然ガスに至っては5.7%上昇し、2.78ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、大きく値を上げたパラジウムは、前日から2.7%上昇し944ドル台での推移となった。

為替市場は、本日のECB政策金利発表を控え、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は一昨日の下落幅を回復こそできなかったものの、168.008から170.011まで反発。時間足20MA下位から上位へと躍り出た。4時間足では200SMAが下値サポートとなり反発が入っており、日足では20MA直下での価格変動を繰り返している。

本日の指標は、8:50に日・対外/対内証券投資、10:00にフィリピン・失業率、10:30に豪・貿易収支、14:45にスイス・雇用統計、15:00に独・製造業新規受注、17:00に台湾・消費者物価指数、17:30に英・建設業PMI、18:00に南ア・経常収支、18:00に欧・小売売上高、20:30に米・チャレンジャー人員削減数、21:15に欧・ECB政策金利と声明発表、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・貿易収支、加・国際商品貿易、21:45に欧・ラガルドECB総裁の発言、23:00に加・Ivey購買部協会指数が発表予定となっている。本日のECBにて市場予想通り0.25%引き下げられるのか、指標発表後の値動きを慎重に注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。