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最強通貨となったポンドの推進力を注視か

最強通貨となったポンドの推進力を注視か

最強通貨となったポンドの推進力を注視か
2024.05.20
本日のポイント
  1. タイ・実質GDP
  2. 英・ライトムーブ住宅価格

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは79.5ドルまで上昇。天然ガスに至っては4.9%上昇し、2.63ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、シルバーは前日から6.0%上昇し31.4ドル台まで値を上げた。

為替市場は、ポンドが米国時間で最強通貨となった。ポンド円は196.671から197.826まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇が見られた。4時間足では75MAが下値支持線となっており、日足でも同様の値動きが確認できる。日足RSIは64付近で買われすぎサインの70までバッファがあるため、欧州時間でポンドの推進力が維持されるのか注視したい。

本日の指標は、8:01に英・ライトムーブ住宅価格、10:15に中・最優遇貸出金利、11:30にタイ・実質GDP、12:00にインドネシア・経常収支、13:00にマレーシア・貿易収支、13:30に日・第3次産業活動指数、17:20に台湾・経常収支、17:30に香港・雇用統計、18:00に英・ブローベントBOE副総裁の発言、20:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、22:00に米・ウォラーFRB理事の発言、23:30に米・ジェファーソンFRB副議長の発言が予定されている。最強通貨となったポンドの推進力を慎重に注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。