先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは79.5ドルまで上昇。天然ガスに至っては4.9%上昇し、2.63ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、シルバーは前日から6.0%上昇し31.4ドル台まで値を上げた。
為替市場は、ポンドが米国時間で最強通貨となった。ポンド円は196.671から197.826まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇が見られた。4時間足では75MAが下値支持線となっており、日足でも同様の値動きが確認できる。日足RSIは64付近で買われすぎサインの70までバッファがあるため、欧州時間でポンドの推進力が維持されるのか注視したい。
本日の指標は、8:01に英・ライトムーブ住宅価格、10:15に中・最優遇貸出金利、11:30にタイ・実質GDP、12:00にインドネシア・経常収支、13:00にマレーシア・貿易収支、13:30に日・第3次産業活動指数、17:20に台湾・経常収支、17:30に香港・雇用統計、18:00に英・ブローベントBOE副総裁の発言、20:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、22:00に米・ウォラーFRB理事の発言、23:30に米・ジェファーソンFRB副議長の発言が予定されている。最強通貨となったポンドの推進力を慎重に注視したい。