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欧CPI堅調で底堅いユーロの値動きを静観か

欧CPI堅調で底堅いユーロの値動きを静観か

欧CPI堅調で底堅いユーロの値動きを静観か
2024.04.18
本日のポイント
  1. 米・中古住宅販売件数
  2. 米・新規失業保険申請件数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは82.4ドルまで2.4%下落。一方の天然ガスは3%上昇し、1.73ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく下落したプラチナは1.7%値を下げ950ドル台に落ち込んでいる。

為替市場は、昨日発表された欧・3月消費者物価指数が前年比で前月の2.4%と変わらなかったことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は163.918から164.802まで上昇。時間足75MAに下値をサポートされての上昇となった。4時間足では20MAより上位で推移しており、日足でも同様に20MA上位に位置しているため、欧州時間での上昇に注目したい。

本日の指標は、8:50に日・対外・対内証券投資、10:30に豪・雇用統計、13:30に日・第3次産業活動指数、16:00にトルコ・住宅価格、17:00に欧・経常収支、17:30に香港・雇用統計、18:00に欧・建設業生産高、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、22:05に米・ボウマンFRB理事の発言、23:00に米・景気先行指数、米・中古住宅販売件数、24:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。欧CPI堅調で底堅いユーロの値動きをじっくりと静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。