昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは86.5ドルまで上昇。天然ガスに至っては1.85ドルまで約5.1%上昇している。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、パラジウムは前日から5.4%上昇し、1,063ドルまで値が伸びた。
為替市場は、明日のRBNZ政策金利発表を前にNZドルが対円で上昇している。NZドル円は90.884から91.637まで上昇。本日のアジア時間でも上伸し91.858をタッチしている。4時間足ではボリンジャーバンド+2σ直下まで値が伸びているため、米国時間での強含みに警戒したいところだ。
本日の指標は、8:01に英・BRC既存店売上高、9:30に豪・westpac消費者信頼感指数、10:30に豪・NAB企業景況感、14:00に日・消費者態度指数、15:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、17:00に台湾・消費者物価指数、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、20:00に南ア・製造業生産高、21:00にメキシコ・消費者物価指数、25:30にスイス・シュレーゲルSNB副総裁の発言、26:00に米・3年債入札が発表予定となっている。RBNZを前に対円で上昇しているNZドルの上値余地を慎重に注視したい。