先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株高・金利横ばい・原油高の相場展開となった。原油WTIは76.5ドルまで上昇。天然ガスは1.8ドルまで2%以上低下した。主要貴金属5銘柄はシルバー以外が下落となり、唯一上昇したシルバーは、22.7ドルまで上昇している。
為替市場は、米ドル円が時間足にてトリプルトップを形成するかのように、上値が重くなった。米ドル円は149.577から149.001まで下落。時間足20MAを下回った。なお本日のアジア時間でも上値が重くなっており、75MAに向けての下降基調に入りつつある。このまま欧州時間で米ドルが対円で下落していくのか、方向性を慎重に注視したい。
本日の指標は、16:00にトルコ・失業率、21:00に印・消費者物価指数、23:00に露・貿易収支、23:20に米・ボウマンFRB理事の発言、26:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、27:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、28:00に米・財政収支、翌6:55に豪・コーラーRBA総裁の発言が予定されている。日本が祝日の中米ドルが対円で下落していくのか、慎重に見極めたい。