昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは77.5ドルまで上昇。天然ガスも小幅に上がり、2.08ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇した銅は、前日から0.79%値を上げ、3.89ドル付近まで値が伸びている。
為替市場は、本日の米FOMCを前に、米ドルがさえない値動きとなった。米ドル円は147.097から147.924まで上昇。その後乱高下した。上位足の日足では、米ドル円は10MAを挟んでの小動きとなっており、下ヒゲが散見されている。本日のFOMCでは政策金利の据え置き予想となっているが、サプライズなく無事消化するのか、方向性に注意したい。
本日の指標は、16:00に英・ネーションワイド住宅価格、独・輸入物価指数、独・小売売上高、トルコ・貿易収支、16:30にスイス・小売売上高、16:45に仏・消費者物価指数、仏・生産者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:00に独・消費者物価指数、22:15に米・ADP全米雇用報告、22:30に加・GDP、23:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、24:30に米・週間原油在庫、28:00に米・FOMC政策金利と声明発表、28:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。FOMCによる突発的な値動きに、十分警戒したい。