昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは75ドルを挟んでのもみ合い推移で終了。天然ガスは約1.1%上昇し、3.96ドル台となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく下落したプラチナは、約1.6%値を下げ、921ドルとなった。
為替市場は、アジア時間序盤から米国時間終盤にかけて、終日日本円が最強通貨となり、ポンド円が約1.5円下落した。ポンド円は188.535から187.065まで下落。4時間足での20MAを下回った。上位足の日足では、ボリンジャーバンド+2σからの反落基調に入っているため、欧州時間での下伸の流れに注意したいところだ。
本日の指標は、16:00に独・GFK消費者信頼感指数、16:45に仏・消費者信頼感指数、17:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、18:00に欧・マネーサプライ、21:00にブラジル・拡大消費者物価指数、23:00に米・住宅価格指数、23:00に米・S&Pケースシラー住宅価格、24:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、24:30に米・ダラスサービス売上高指数、25:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、27:00に米・7年債入札が発表予定となっている。11月2日間を残して下落しているクロス円の下値余地に、十分警戒したい。