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来週のRBAに向けて豪ドルが強含むのか方向性を注視か

来週のRBAに向けて豪ドルが強含むのか方向性を注視か

来週のRBAに向けて豪ドルが強含むのか方向性を注視か
2023.11.03
本日のポイント
  1. 加・雇用統計
  2. 米・雇用統計

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって大幅続伸となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは82.4ドルまで反発。大幅下落していた天然ガスも反発し、3.50ドルまで上昇している。主要貴金属5銘柄は銅以外が下落となり、唯一上昇した銅は約0.6%上昇し、3.69ドルまで値を上げた。

為替市場は、昨日発表された豪・9月貿易収支にて、前月の103.8億豪ドルから67.8億豪ドルに大幅低下した豪ドルが、対米ドルで上昇した。豪ドル米ドルは2日続伸となり、0.6386から0.6455まで上昇。先月高値をわずかに更新した。テクニカル的には、豪ドル米ドルは日足75MAまで上昇しており、週足にて下値を切り上げているため、来週7日のRBA政策金利発表まで豪ドルが強含むのか、注視したい。

本日の指標は、14:00に印・サービス業PMI、シンガポール・小売売上高、16:00に独・貿易収支、16:00にトルコ・消費者物価指数、トルコ・生産者物価指数、16:45に仏・鉱工業生産、18:30に英・サービス業PMI、19:00に欧・雇用統計、21:00に米・バーFRB議長の発言、21:15に英・ピルMPC委員の発言、21:30に米・雇用統計、加・雇用統計、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・ISM非製造業景気指数、25:45に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言が予定されている。来週のRBAに向けて豪ドルが強含むのか、慎重に静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。