先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは75.1ドルまで反落。天然ガスも下落となり、2.54ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はそれぞれがまちまちの展開となり、もっとも大きく値を下げたパラジウムは、前日比マイナス1.11%の1,271ドルとなった。
為替市場は、先週末14日に発表された米・7月ミシガン大消費者信頼感指数が、前回値の64.4から大幅回復し72.6となったことで、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は137.245から139.128まで反発。直近6日で下落トレンドとなっていたが、ここへ来てようやく時間足20MAの上位に躍り出た。ただ、4時間足では20MAが依然レジスタンスとなっているため、米国時間での値動きに警戒したい。
本日の指標は、17:00にトルコ・財政収支、17:15に欧・ラガルドECB総裁の発言、19:00に欧・準備資産総額、20:00にブラジル・経済活動指数、21:00にフィリピン・消費者物価指数、21:30に加・国際証券取扱高、加・卸売売上高、21:30に米・NY連銀製造業景気指数、24:30に米・6ヶ月ビル入札が発表予定となっている。週明けの米国時間での米ドルの値動きを、慎重に静観したい。