昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは80.9ドル付近で推移しており、天然ガスは3%以上上昇し、2.36ドルとなっている。主要貴金属5銘柄はすべてがプラスとなり、ゴールドは再び節目の2,000ドルを突破し、2,007ドル台まで値を上げている。
為替市場は、本日要人発言を控えているスイスフランが、対円で下落した。フラン円は149.936から149.195まで下落。時間足75MAを下抜けての下落となった。本日のアジア時間でも下方向の流れは変わらず、日足にてRSIが70タッチからのもみ合い時期に突入している。日足ローソク足もボリンジャーバンド+2σ直下でくすぶっているため、欧州時間でのフランの下落に警戒したいところだ。
本日の指標は、15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、スイス・メクラーSNB理事の発言、17:00に欧・経常収支、18:00に欧・建設業生産高、欧・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に加・住宅着工件数、21:30に加・鉱工業製品価格、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・地区連銀経済報告が発表予定となっている。要人発言にてスイスフランが動くのか、慎重に静観したい。