昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは一時74.3ドルまで上昇していたが、72.6ドルまで低下。ゴールドも高値圏からの反落となり、1,958ドル付近で推移している。昨日発表された米・2月中古住宅販売件数は、前年比で前月のマイナス22.4%からマイナス21.1%へと変化した。
為替市場は、週明けの円安の流れが再燃し、終日日本円が売られる形となった。米ドル円は130.742から132.890まで約2円上昇。時間足20MAを下回ることなく、上昇トレンドが継続している。本日のアジア時間でも上方向を目指す値動きとなっており、4時間足200SMAラインの133.900付近へ向けて上伸するのか、指標発表と照らし合わせつつ注目したい。
本日の指標は、15:00にトルコ・経済信頼感、17:00に欧・ECB月例報告、21:00に独・消費者物価指数、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第4四半期GDP、米・個人消費、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、25:00にスイス・メクラ―SNB理事の発言、25:45に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、26:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、28:45に米・イエレン財務長官の発言が予定されている。米・個人消費が伸びるのか、指標結果と米ドルの値動きに警戒したい。