先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって2日続伸となり、株高・金利安・原油高のリスクテイク相場が展開された。原油WTIは78.9ドルまで急反発。一方の天然ガスは、3%以上下落し2.71ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄は、パラジウム以外が上昇となり、ゴールドは1,854ドルまで上昇している。
為替市場は、大きな窓なく週明けがスタートした。先週末に日足はらみ陰線となった米ドル円は、本日のアジア時間も先週末の流れを踏襲し、下落している。米ドル円は136.725から135.722まで下落。その後135.336をタッチした。現在は4時間足にてRSIが70オーバーからの下降基調となっているため、継続した下落に注意したい。
本日の指標は、16:00にスウェーデン・10-12月期経常収支、16:30にスイス・消費者物価指数、ハンガリー・小売売上高、18:30に英・建設業PMI、19:00に欧・小売売上高、20:00に加・景気先行指数、21:00にメキシコ・総固定資産形成、24:00に加・Ivey購買部協会指数、米・製造業受注指数が発表予定となっている。週始めの米ドル円の下落に警戒したい。