昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは74.2ドルまで下落。一方の天然ガスは4%以上の上げとなり、2.2ドル付近で推移している。昨日公表された米・FOMC議事要旨では、FF(フェデラル・ファンド)金利の誘導目標が4.5-4.75%とされ、タカ派意見が強かったことが明示された。
為替市場は、日本円が強含み、フラン円が1円以上下落した。フラン円は、145.711から144.529まで下落。時間足200SMAにタッチしたところで下げ止まった。4時間足では、すでに20MAを実体足で下抜けており、RSIが70タッチからの下降傾向に入っている。このまま米国時間にてスイスフランが弱含むのか、方向性を慎重に見極めたい。
本日の指標は、18:30に英・マンMPC委員の発言、19:00に欧・消費者物価指数、19:45に英・カンリフBOE副総裁の発言、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・第4四半期GDP、米・コアPCEデフレーター、米・シカゴ連銀全米活動指数、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:50に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、25:00に米・週間原油在庫、27:00に米・7年債入札、28:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が予定されている。対円で下落しているスイスフランの方向性を注視したい。