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停滞しているフラン円が特徴的な値動きとなるのか注視か

停滞しているフラン円が特徴的な値動きとなるのか注視か

停滞しているフラン円が特徴的な値動きとなるのか注視か
2023.01.27
本日のポイント
  1. 米・個人所得
  2. 米・ミシガン大消費者信頼感指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反発となり、株高・金利高・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは81.3ドル付近で推移しており、主要貴金属5銘柄は、銅を除いて大幅安となった。ゴールドは1%以上下落し、1,922ドル台まで落ち込んでいる。暗号資産は株価動向と対照的に1%以上の下落となり、BTCUSDは22,813ドル台での推移だ。

為替市場は、スイスフランが対円で往って来いとなり、フラン円は140.651から141.979の間で推移した。フラン円は今週1週間方向性に欠ける展開となると同時に、日足200SMAが上値抵抗帯となり上昇を阻害している。週足では、すでに20MAより下位に位置する状態が2週間以上継続しているため、欧州時間にて値動きに特徴が出るのか注目したい。

本日の指標は、16:00にノルウェー・小売売上高、スウェーデン・小売売上高、16:30にハンガリー・失業率、16:45に仏・消費者信頼感指数、21:00に貿易収支、22:30に米・個人所得、米・PCEコア・デフレーター、24:00に米・中古住宅販売保留、米・ミシガン大消費者信頼感指数、25:00に加・財政収支が発表予定となっている。停滞しているフラン円が特徴的な値動きとなるのか、指標発表に注意しつつ見守りたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。