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中国市場が連休により休場となる中オセアニア通貨の値動きに注目か

中国市場が連休により休場となる中オセアニア通貨の値動きに注目か

中国市場が連休により休場となる中オセアニア通貨の値動きに注目か
2023.01.23
本日のポイント
  1. 米・景気先行指数
  2. 加・新築住宅価格指数

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって1%以上の大幅反発となり、株高・金利安・原油横ばいのリスクオン相場が展開された。商品市場は、全般的に横ばい推移となっており、原油WTIは81.7ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄は、ゴールドが今年高値の1,937ドルをタッチしたあとに失速し、現在は1,928ドル台で下落を模索している。

為替市場は、オセアニア通貨が最強通貨となり、豪ドル円は88.646から90.656まで約190pips上昇した。豪ドル円は、日足ベースでトリプルボトムの様相を呈しており、下値がわずかながらに切り上がっているため、商品価格の動向を注視しつつ、豪ドルの上伸が継続するのか見守りたいところだ。

本日の指標は、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、18:00にフィリピン・鉱工業生産、フィリピン・小売売上高、フィリピン・消費者物価指数、22:30に加・新築住宅価格指数、24:00に欧・消費者信頼感指数、米・景気先行指数、25:30に米・6ヶ月ビル入札、26:45に欧・ラガルドECB総裁の発言が予定されている。中国市場が連休により休場となる中、大きな値動きが見られるのか、オセアニア通貨の値動きを慎重に見守りたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。