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米国時間での指標発表に注目しつつ通貨強弱を注視か

米国時間での指標発表に注目しつつ通貨強弱を注視か

米国時間での指標発表に注目しつつ通貨強弱を注視か
2023.01.11
本日のポイント
  1. 米・週間原油在庫
  2. NZ・住宅建設許可

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは74.4ドルを挟んでのもみ合い相場となっており、主要貴金属5銘柄は、方向感に欠ける展開が広がっている。明日発表予定の米・消費者物価指数を前に、為替市場同様、商品市場が様子見ムードとなっている。

商品市場の停滞と同じく、為替市場もボラティリティが低下しており、目立った値動きが見られていない。その中で値動きが顕著となった豪ドル/米ドルは、0.6927から0.6859まで約70pips低下。時間足での75MAを下回った。一方の上位足の4時間足では、20MAが下値サポートとなり反発が入り、日足では200SMAを実体足で上抜けているため、日足ベースでこのまま上伸となるのか注視したい。

本日の指標は、14:00に日・景気先行CI指数、16:00にトルコ・経常収支、20:30に印・マネーサプライ、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、ブラジル・小売売上高、メキシコ・鉱工業生産、24:30に米・週間原油在庫、25:00に露・消費者物価指数、27:00に米・10年債入札、翌6:45にNZ・住宅建設許可が発表予定となっている。米国時間での指標発表に注目しつつ、各種通貨強弱を慎重に注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。