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大きく値を上げたポンド円の上値余地に注目か

大きく値を上げたポンド円の上値余地に注目か

大きく値を上げたポンド円の上値余地に注目か
2023.01.05
本日のポイント
  1. 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
  2. 英・サービス業PMI

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは73.7ドルまで低下し、昨年安値の70.2ドルへと迫っている。主要貴金属5銘柄はゴールドとパラジウムが上昇しており、ゴールドは節目の1,800ドルを回復し、1,851ドルまで上昇した。

為替市場は、全般的にクロス円が上昇傾向となり、ポンド円が156.502から160.103まで約3.6円上昇した。ポンド円は時間足200SMAを上抜けており、本日のアジア時間でも上方向を試す値動きとなっている。上位足の週足では、75MAが下値支持線となり反発上昇の形に入っているため、週単位で上方向に価格が伸びるのか慎重に注視したい。

本日の指標は、16:00に独・貿易収支、18:30に英・サービス業PMI、19:00に欧・生産者物価指数、21:30に米・チャレンジャー人員削減予定数、米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、22:15に米・ADP全米雇用報告、22:30に加・貿易収支、米・新規失業保険申請件数、米・貿易収支、23:20に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、23:45に米・サービス業PMI、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量、25:00に米・週間原油在庫、27:20に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言が予定されている。大きく値を上げたポンド円の上値余地に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。