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連休明けの欧州勢による活発な値動きに警戒か

連休明けの欧州勢による活発な値動きに警戒か

連休明けの欧州勢による活発な値動きに警戒か
2022.12.28
本日のポイント
  1. スイス・投資家信頼感指数
  2. 米・中古住宅販売保留

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油安の相場展開となった。昨日発表された米・10月S&P/ケースシラー住宅価格は、8.64%となり市場予想を上回ったものの、6ヶ月連続で前月からの伸びが鈍化した。原油WTIは79.6ドルまで反落している。

為替市場は、ポンドが米ドルに対し弱含んでおり、ポンド米ドルは1.2111から1.2002まで約110pips下落した。ポンド米ドルは、4時間足では200SMAを下抜けつつあるラインに位置しており、日足ベースでも同様に200SMAを下抜けている。連休明けの英国が欧州時間にかけてどう動いてくるのか、ポンドの値動きを慎重に見極めたい。

本日の指標は、16:00にスウェーデン・家計貸出、スウェーデン・貿易収支、18:00にスイス・投資家信頼感指数、20:00にブラジル・雇用者数、20:30に印・マネーサプライ、21:00に南ア・貿易収支、24:00に米・中古住宅販売保留、米・リッチモンド連銀製造業指数、27:00に米・5年債入札が発表予定となっている。連休明けの欧州勢による活発な値動きに警戒しつつ、ポンド米ドルの値動きに注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。