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クリスマス休暇明けの米国市場が動きを見せるのか注視か

クリスマス休暇明けの米国市場が動きを見せるのか注視か

クリスマス休暇明けの米国市場が動きを見せるのか注視か
2022.12.27
本日のポイント
  1. 米・ダラス連銀製造業活動指数
  2. 米・2年債入札

昨日は、米国市場がクリスマス休暇のため休場となったが、休場明けの米金利は10年債が小幅低下しており、金利安・原油高となった。商品市場は主要貴金属5銘柄がそろって上昇傾向にあり、ゴールドは節目の1,800ドルに再び乗り、1トロイオンス1,805ドル台で推移している。

為替市場は、豪ドルが最強通貨となっており、豪ドル円は88.333から89.775まで上昇している。豪ドル円はクロス円の中でも勢いが顕著となっており、原油価格の上昇につられる形で上向いている。テクニカル的には、豪ドル円は4時間足ですでに20MAを突破しており、先週20日の日銀の利上げによる急落局面へと突入している。このまま日柄調整を挟み上昇していくのか、慎重に見極めたい。

本日の指標は、14:00に日・住宅着工戸数、日・建設工事受注、16:00にノルウェー・小売売上高、20:00に仏・失業者数、22:30に米・卸売在庫、米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、米・住宅価格指数、24:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、27:00に米・2年債入札、29:00に韓・韓国銀行製造業業況見通し指数が発表予定となっている。クリスマス休暇明けの米国市場が動きを見せるのか、慎重に静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。