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弱含んでいる日本円が米国時間にかけて売られるのか注視か

弱含んでいる日本円が米国時間にかけて売られるのか注視か

弱含んでいる日本円が米国時間にかけて売られるのか注視か
2022.10.12
本日のポイント
  1. 欧・ラガルドECB総裁の発言
  2. 米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が続落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。S&P500は前日比マイナス0.65%の3,588で終了。恐怖指数(VIX)は4%弱上昇し33.6付近での推移となっている。また、半導体指数(SOX)は約2.5%落ち込んでおり、2,218付近での推移だ。

為替市場は、本日に入り円が売られる傾向となっており、クロス円が全般的に上昇している。ユーロ円は141.638から142.170まで上昇。時間足で200SMAに上値を抑えられながらも上昇を試みる値動きとなっている。時間足で200MAがレジスタンスとなっている一方、4時間足では200MAがサポートとして機能しているため、欧州時間にかけて上伸となるのか注目したいところだ。

本日の指標は、15:00に英・GDP、英・鉱工業生産、17:00に英・ハスケルMPC委員の発言、18:00に欧・鉱工業生産、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、20:35に英・ピルMPC理事の発言、21:30に米・生産者物価指数、22:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、23:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、26:00に英・マンMPC委員の発言、米・10年債入札、26:45に米・バーFRB副議長の発言、27:00に米・FOMC議事録が公表予定となっている。弱含んでいる日本円が米国時間にかけてさらに売られるのか注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。