昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって2%以上の大幅反発となり、株高・金利安・原油高のリスクオン相場となった。商品市場が軒並み全面高となっており、もっとも上げ幅の大きかったプラチナは、前日比プラス5.40%の907.8ドルまで上昇した。恐怖指数(VIX)は5%弱下げており、30.1まで低下し落ち着きを取り戻している。
為替市場は、本日政策金利発表が行われ、市場予想の0.5%に対し0.25%の利上げに留まった豪ドルが、対円・対米ドルともに急落した。豪ドル円は94.313から93.452まで下落。時間足200SMAを下回った。ただ、4時間足では20MAに下値を支えられ反発が入っているため、米国時間に向けて再びの上昇が見られるのか注目したい。
本日の指標は、18:00に欧・生産者物価指数、22:00に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、22:15に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、23:00に米・製造業受注、米・JOLT労働調査、24:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、26:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が予定されている。政策金利が2.60%となった豪ドルの方向性に注目したい。