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米国時間での要人発言による乱高下の値動きに注意か

米国時間での要人発言による乱高下の値動きに注意か

米国時間での要人発言による乱高下の値動きに注意か
2022.09.21
本日のポイント
  1. 米・FOMC政策金利と声明発表
  2. 米・パウエルFRB議長の記者会見

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反落となり、株安・金利高・原油安のリスクオフ相場となった。米10年債利回りは3.55%まで上昇。原油WTIは4時間足200MAに上値を抑えられる形で下伸しており、現在は84.1ドル付近だ。また、商品市場が全般的に下落しており、ゴールドは1,670ドルを挟んでのもみ合い相場となっている。

為替市場は、昨日8月の消費者物価指数の発表があり、前年比で前月の7.6%から7.0%に低下した加ドルが対円で大きく下落した。加ドル円は108.318から107.366まで約100pips下伸。4時間足20MAに沿っての下落が継続している。ただ、直下には200MAを控えているため、本日の米国時間でも下落が継続するかは、慎重に判断したいところだ。

本日の指標は、17:00に南ア・消費者物価指数、19:00に英・CBI企業動向調査、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、23:00に米・中古住宅販売件数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、米・FRB経済・金利見通し発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。米国時間での要人発言による乱高下の値動きに注意したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。